お花や草木を眺めることで人は知らず知らず癒されています。視線の先に萌ゆる緑がある日常を過ごしていると、心も穏やかになっていきます。
それだけではなく、植物には空気を清浄してくれる働きもあり、心身ともに健康に過ごすことができます。
家を建てるなら、小さくてもいいので庭は設けたほうがいいですね。
しかし、庭にも吉凶があり方位によって置いてはいけないものがあります。
特に、最近流行りのカッコイイ中庭、憧れますよね。
あらゆる部屋から中庭を通して家族の様子が伺える、まさに理想の間取りといった感じですが、家相の考えでは大凶相です。
なぜ凶相なのか、また庭はどこにつくったらいいのかナビゲートします。
目次
庭で注意したいこと
植物は、空気を清浄にしてくれ、人の心も穏やかにしてくれる効果もあります。お庭はほんの1坪でもいいのでぜひ設けたいですね。
家相では、日当たりがよく風通しもいい、東、南東、南の庭は陽の庭で吉相です。
池はつくらないほうがいい
日本風の庭をつくるとき、池を設けて、鯉を泳がせたいと思う方もいるでしょう。
しかし、池は普通の家にはつくらないほうがいいものです。とくに南に面した池は大凶相となります。南に池があると、南からの湿気や臭気が家に入り込んでしまい、住む人の運気を衰えさせてしまいます。
とくに家の形が南に大きく欠けた凹型の、くぼんだところに池をつくる間取りは最悪です。ちょうど家全体が、池から発する湿気を取り込む形となり、変死人が出やすい相となります。
家相の観点だけでなく、池があることで、湿気によって家が傷みやすくなります。またボウフラや蚊の発生源となり、小さなお子さんがいる家庭では池で溺れる危険性もあります。
どうしても池を設けたいということなら、水の循環をきちんと施し、水が濁らないよう常に心掛けましょう。濁った水を貯めておくと陰の気で満たされてしまいます。
大きな庭石をたくさん置かない
庭石を置く場合は、石の置き方に注意が必要です。古くから石には霊や魂が宿りやすいといわれています。
踏み石や玉砂利を敷く程度なら問題ありませんが、因縁がつきやすい大きな石をやたらに置くのは、陰の気を引き寄せ、凶相となります。
植物は陽の気ですが、石は陰の気になるのでたくさん庭に置くのは、庭全体が陰の気に包まれてしまいます。
玉砂利も敷き詰めてしまうと大凶相となります。
大きくなる木の植え方
樹木が大きくなり過ぎると、家の屋根が軒に枝葉が被さってしまい、運気を下げてしまいます。
東、南東に大きくなる木を植えると陽射しをさえぎり、凶となります。
だたし大きくなる木がすべて凶相ではなく、北であれば、家族の健康運を高めてくれます。北は竹や少し高い常緑樹を植えることで吉相の庭となります。
築山
築山(つきやま)は、日本式庭園の中に、土砂などもうけた人口の山のことです。
庭を美しく、情緒あるものに見せてくれる築山を取り入れたいと思う方もおられるでしょう。築山にも置く方位によって吉凶が変わってくるので注意が必要です。
庭の方位ごとの吉凶図
方位ごとの吉凶は以下の通りになります。
- 北…半吉
- 北東…半吉
- 東…大吉
- 南東…大吉
- 南…大吉
- 南西…半吉
- 西…半吉
- 北西…吉
東の庭は【大吉】
泉や池は発展と向上の暗示があり、家族の行動力を積極的にします。
ただし、家に接近した築山は営業不振、無気力、ノイローゼの暗示があります。
南東の庭は【大吉】
どんなレイアウトでも吉相になります。とくに泉や池は福徳を招く大吉相。
ただし二階屋根を越える大樹や、築山は貧困を招き凶相となります。
南の庭は【大吉】
南の庭には、季節の花を植えると吉相になります。
南の池は絶対に避けるべきで、たとえ水を循環させても大凶相となります。枯山水(かれさんすい)も凶となるので避けましょう。
北西の庭は【吉】
築山を中心に泉や小高い常緑樹を植えると吉相です。社会的な地位の向上と家運繁栄の暗示があります。
乾に築山、戌や亥の方位に池を泉水を設けると大吉相となります。
西の庭は【半吉】
築山の周辺に草木を植えておくと吉相となり財運に恵まれます。
ただし池や泉は一時的には吉相ですが長続きせずよくありません。
北の庭は【半吉】
北の築山は部下運に恵まれ、仲間意識が強くなります。
ただし、池や吸盤を有するつた類は病難を招く暗示があります。
北東(表鬼門)の庭は【半吉】
泉や池は家運を衰亡させる大凶相。大樹や築山もよくありません。
北東の庭には、低い木を少し植える程度が無難です。
南西(裏鬼門)の庭は【半吉】
母屋に接する大樹、池や築山は病難を招く大凶相です。とくに女性に強く影響する可能性があります。
-
【無料】家相盤をダウンロードして作ってみよう(透明なクリアファイルで作れる)
続きを見る
中庭は真ん中に欠けをつくる大凶相
家を建てるとき、中庭のある家に憧れる方は多いことでしょう。
例えば住宅密集地だとなかなか採光が取れず家が暗くなりますが、中庭を設けることによって家の中に明かりが入ってきます。
また庭を通じて各部屋の様子が伺え、子どもの様子を見ながら家事ができたり、二世帯住宅であれば、親世帯と適度な距離感を保てたりするでしょう。
庭の中心に大樹を1本だけ植えたり、ウッドデッキにしたりと、夢が広がります。
そして中庭のメリットといえば、外からの視界が遮られつつ、緑や空を楽しめること。
休日、遅く起きた朝でも、パジャマのまま中庭に出ても通行人に見られることなく外を満喫できます。まさに完全なプライベート空間となるわけですね。
家の中から眺める中庭に、時には野鳥が訪れたり、夜は星を眺めたり…。窓を開け放していても不審者が外から侵入してくる恐れもありません。
メリットばかりに思える中庭ですが、残念なことに家相では凶相です。
家に欠けをつくるため凶
中庭を設けようとしたとき、家の形がコの字やL字、またはロの字型になります。
家相では欠けを表し凶相となります。とくに、家の真ん中に欠けをつくるロの字型は大凶相です。
家相の観点だけではなく、家の構造においても難しい課題があります。
形状の問題
家は凹凸のない長方形、または正方形のつくりが一番耐久性に富み、メンテナンスもしやすいといわれます。
余計な凹凸はその分、設計も複雑になっていきますし、外壁の面が増えるためコストもかかります。家の強度を確保するための施策も必要です。
メンテナンスにおいても、塗装や防水などは外壁面が多く、形状が複雑だと費用が多くかかります。
湿気の問題
中庭をつくるときに、排水をどうするかしっかり計画しておかないと、大雨の際に水がたまり家の中まで浸水してしまったり、いつまでも水はけせず湿気がこもってしまいます。
湿気がこもると家も傷みやすくなり、メンテナンスに費用を要します。
また湿気が多く、そこに草木があると虫も発生しやすくなります。
暑さ寒さの問題
中庭を設けることによって、窓ガラスの数が多くなり、断熱性が落ちやすいという問題があります。ペアガラスやトリプルガラスを採用することで断熱性は保てますが、建築コストがアップします。
中庭があることで家の中に癒し空間ができ、ゆったりとくつろげるイメージですが、その反面、メンテナンスに気をつけなければならず、せっかくの空間も雑草が生え放題、落ち葉で散らかり放題だと家全体が手入れの行き届いていないように見られます。
実際に生活していく中で、果たして中庭である必要はあるのか、よく検討してプランニングしましょう。
家相の間取りに悩んだら間取りを作成してもらえる一括サービスが便利
家相を考慮して設計をしてくれる設計士さんを探すのは大変。
そこで家相相談や間取りプランの作成が無料でてきる一括請求サービスが便利です!
完全無料で利用できるタウンライフの間取り一括請求サービスを賢く使って理想の家づくりをしましょう。
ポイント
- 無料で家相診断・相談・間取り作成をしてくれる
- 家を建てるための必要な総費用がわかる
- 複数社からの間取りと見積もりの比較・検討ができる
タウンライフの提案例
家を建てる地域と要望を伝え、お問い合わせをする会社を選択すると、後日プランや間取りがメールまたは郵送で届きます。
-
無料で家相診断・相談・間取り作成してもらえるタウンライフとは?しくみを説明
続きを見る
詳細記事タウンライフの実態をチェックする
信頼できる注文住宅会社が全国970社以上登録!
ご希望ご要望欄に「家相診断・相談希望」と明記してください。