階段は家の中のどこに置いても吉相とはならず、凶作用が多い場所です。
というのは、階段は階下の気流をそのまま上に流す煙突の役割があり、いい気も流してしまいます。また、欠けと見なされ家相では凶となるからです。
とくに家の中央に階段があるということは、家の中心がすっぽり欠けた状態となり、家相では大凶相です。
また階段は家の中でももっとも事故が多い場所であるため、階段をつくるときは安全第一を考えてつくる必要があります。
目次
階段に吉相なし中階段はもっとも凶相
階段に吉相の方位はなく、北、北東、南、南東、北西方位に昇り口があると、どれも凶相となります。南は日当たりがいいですが、明るさに突然感覚を失いやすく、足を踏み外す可能性が高くなり、凶となります。
そしてもっとも凶相となるのが階段が家の中心にある中階段。中階段とは、たんに家の真ん中にあるという意味ではなく、階段が外と接する壁面のどこにも接していないものをいいます。
最近ではモダンな家も増えてきて、リビングの中に階段があり、上に上がると、階段を真ん中に四隅にずらりと個室のある、まるでホテルかペンションのような間取りもあります。
一見、リビング内に階段があると、家族が帰宅したとき必ずリビングを通って個室に入るため、家族が顏を合わせいいように思いますが、家の真ん中が吹き抜けだと冷暖房効率が悪く、光熱費が余計にかかります。また調理中の臭いも上に上がっていきます。
見栄えのいい中階段ですが、生活するうえではデメリットのほうが大きいようです。
また中階段での事故は実際に多く、家の中央にある場合、窓も設けられず暗くなるため踏み外しの原因となります。
それだけでなく、火事の場合は致命的です。真ん中が吹き抜けになっている階段から煙が一気に昇り逃げ場を失ってしまうのです。特にらせん階段の場合、壁や扉で囲うなどして火が回りにくい構造にすることが肝要です。
階段の方位ごとの吉凶図
北から、子(ね)・癸(みずのと)・丑(うし)・艮(うしとら)・寅(とら)・甲(きのえ)・卯(う)・乙(きのと)・辰(たつ)・巽(たつみ)・巳(み)・丙(ひのえ)・午(うま)・丁(ひのと)・未(ひつじ)・坤(ひつじさる)・申(さる)・庚(かのえ)・酉(とり)・辛(かのと)・戌(いぬ)・乾(いぬい)・亥(い)・壬(みずのえ)となり、これを二十四山方位といいます。
階段には吉相といわれる方位はなく、ほとんどが凶相ですが、二十四山方位で細かく安全地帯をみることができます。
- 北…凶
- 北東…凶
- 東…半吉
- 南東…半吉
- 南…凶
- 南西…半吉
- 西…半吉
- 北西…大凶
東の階段は【半吉】
甲と乙の方位は安全地帯です。卯は避けましょう。
南東の階段は【半吉】
辰・巽・巳とも安全地帯です。
西の階段は【半吉】
庚と辛の方位は安全地帯ですが、酉は避けましょう。西は金運が入ってくる方位ですが、階段をおくと社交性が活発になりすぎ、金銭の出入りが激しくなり、生活が不安定な状態になります。
南西(裏鬼門)の階段は【半吉】
裏鬼門に当たりますが、坤と未の方位は安全地帯です。申は避けましょう。
南の階段は【凶】
丙と丁の方位は安全地帯ですが、午は避けましょう。南の方位に降りるのは吉です。
北の階段は【凶】
北は日当たりが悪く明るさに欠けるため、陰気を階上にあげてしまいます。とくに陰の気が極まる子の方位には階段を置かないようにしましょう。北の方位に降りる階段も凶相です。
北西の階段は【大凶】
北西は主人の方位です。そこに階段を置くと主人の権威は弱まり、家業は多忙でも蓄財はできません。力量以上の仕事や立場に置かれることもあり、頑固で独断的な欠点がますますひどくなります。
北東(表鬼門)の階段は【凶】
長子に恵まれず、早死、離郷、怠け者になることがあります。金銭や財産問題で親戚とトラブルになることもあり、金銭苦、情緒不安定な生活を余儀なくされます。
ただし考え方もそれぞれで、鬼門には水まわり、火気、玄関を置くことは凶相となり、それらすべてを鬼門を避けて配置することは困難です。そこで階段を北東向きにしてあえて鬼門に設けて、他の空間を吉相にするという考えもあります。
鬼門の対策についてはこちらで詳しく説明しております。
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階段のNGな配置
階段がそのまま玄関に向かうのはNG
2階から1階へと向かう階段がそのまま玄関に到達するもの、つまり玄関の正面にまっすぐ伸びた階段は凶相です。
玄関を開けたときにいい気がそのまま2階へ流れ込み、1階に気の流れがなくなってしまいます。
またこのような階段は、防犯上においても好ましくありません。
階段の下に仏壇を置くのはNG
階段の下に仏壇を置くのは、仏様を踏みつける行為となるため凶相です。
仏間や神棚の上は人が歩けないようにします。
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階段の家相で凶相の対策
階段に窓を設置する
階段には明り取りの窓を設置し、なるべく明るくするようにします。窓が設置できない場合は足元が暗くならないような照明にする工夫をします。
階段を明るくすることで、事故のリスクを軽減できます。
手すりや足元照明をつける
手すりを設けることで、安全性が高まり吉となります。また暗い階段は事故の原因となるため、窓が設置できなければ足元照明などをつけ安全面に配慮した工夫をしましょう。
L字階段にする
一直線の階段は転倒した際に一気に滑り落ちて危険です。階段を緩やかにしたり、L 字にすることで危険度が軽減します。
直進している階段の場合は、階段の下に観葉植物を置くことで凶作用を軽減することができます。
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