寝室は一日の疲れを癒し、しっかり休息する場所。そのためにはぐっすり眠りやすい環境づくりが大切です。
ところが現代のストレス社会では、睡眠をうまくとれない方が増えています。睡眠時間は確保していても、眠りの質がよくなかったり、夜更かしが日常化してしまい生活のリズムが狂ったり…。
きちんとした睡眠を取ろうと努力しているけれど、充実した睡眠を取ることができず、寝酒や安定剤の力を借りていませんか?
朝の目覚めがよくないと悩んでいませんか?
もしかしたら
それは、寝室の配置が原因かもしれません。
安眠できる寝室について考え、運気をアップさせる方法を探ってみましょう。
家相の寝室の吉凶方位
人生の3分の1を占めている睡眠は、私たちにとってもっとも質のよいものでなければいけません。
日中にたっぷり陽の光を浴びてセロトニンを分泌したり、ゆったりと入浴しストレスを緩和することも大切ですが、体調がすぐれないことが続いたり、運気が悪いと感じたときは、一度家相を疑ってみるのもひとつです。
もしかしたら寝室の方位がよくないかもしれません。寝室の位置は八方位もさることながら、個人個人がもつ方位に密接な関係があります。
まずは、家相でいわれる方位の吉凶を確認し、それから個人の方位をみて相対的に寝室の位置を決めます。
家族定位・九星方位・十二支方位を見る
寝室は最も吉凶の影響が少ないところですが、家族それぞれの方位の意味を考慮して構成すれば、吉相効果をさらに高めることができます。
考えるべきは、家族定位、九星方位、十二支方位です。
家族定位とは
家族定位は、生まれ年に関係なく、家族構成上の立場で決まる方位です。八方位にめぐる易の八卦から考えられた理論で、
- 東…長男
- 南東…長女
- 南…中女(次女または中年の女性)
- 南西…主婦や老人
- 西…少女(末っ子または年少の女子)
- 北西…主人
- 北…中男(次男または中年の男性)
- 北東…少男(末っ子または年少の男子)
と位置づけがされています。
例えば、北西は主人の定位で、ここに主人の部屋をおくと、責任感と信頼性が育まれ、主人は社会的な地位を高め、一家の柱としての自覚と行動力を持つようになります。
九星方位を見る
九星方位とは、古代中国に伝わる洛書の図にある九つの星に、五行説による木・火・土・金・水の五気を組み合わせたものです。
五黄土星を中央に置き、北から一白水星、八白土星、三碧木星、四緑木星、九紫火星、二黒土星、七赤金星、六白金星と方位が位置づけられています。
九星は、その人が生まれた年で決まり、生涯変わることはありません。分かりやすく言えば、同じ年に生まれた人はみな同じ九星となります。ただし、例外があり節分の節目により九星が変わる年もあります。
詳しくはこちらで解説しています。九星早見表をみて自分や家族の九星を調べてみてください。
-
九星方位が家相に必要な理由|家族の本命星で吉凶を判断【九星早見表あり】
続きを見る
自分の九星がわかれば、その九星の方位が吉相となります。
たとえば長男が四緑木星なら、南東の方位に長男の寝室を設けると吉相になるということです。
家族それぞれの十二支方位を見る
家族それぞれがもつ十二支方位もその人にとっての吉相となります。
十二支方位には置いてはいけないものと、置きたいものがあり、置いてはいけないものは、不浄物(水回り)、火気、玄関ですが、書斎と寝室はその人の十二支方位に置くことで運気がアップします。
例えば子生まれの人だと、北が吉相となり、卯生まれだと東が吉相になります。
自分や家族の干支を確認してみましょう。こちらの記事に干支早見表を記しています。
-
家相は干支も見る!家族それぞれの運気に影響をきたす十二支方位|トイレ・玄関はタブー
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寝室の方位ごとの吉凶図
中央以外は吉相です。
- 北…吉
- 北東…吉
- 東…吉
- 南東…大吉
- 南…吉
- 南西…吉
- 西…吉
- 北西…大吉
寝室は、中央以外はすべて吉相となります。
北と鬼門にあたる北東の寝室は、寒さをコントロールできれば、夏は涼しくて快適な空間となります。
東や南東、南の寝室は、エネルギーにあふれ健康運に恵まれます。
裏鬼門の南西は寝室として使うことによって吉相になります。ただし夏場は西日が入らないような工夫をし、エアコンを上手に使うなどしましょう。
西や北西は温度変化が少ないため寝室に適しています。冬は西日で暖かく、夏は暑さを和らげてくれるので、高齢者に適した空間となります。北西を主人の寝室にすると、成功運や蓄財運がアップします。
東の寝室は【吉】(長男の定位)
向上心旺盛で活動的になり、健康運や運気全般を高めます。ややせっかちになることもあります。
南東の寝室は【大吉】(長女の定位)
誰にとっても大吉相となる寝室の方位です。趣味が豊富になり、社交性も高まって人気者になります。
南の寝室は【吉】(中女の定位)
思考力や知的能力が旺盛となり、文芸の才能に優れます。また目上の人からの引き立てで早くから頭角を現します。外出することが多くなるでしょう。
南西の寝室は【吉】(主婦・老人の定位)
陰で支える縁の下の力持ち的や存在となります。南西の寝室は心身がリラックスします。
西の寝室は【吉】(少女の定位)
遊び心が強くなり、金遣いも荒くなります。しかし張りがあればよき友だちに恵まれ、夫婦ともに富裕な吉相となります。
北西の寝室は【大吉】(主人の定位)
財力が豊かになり繁栄します。主人は威厳をもって発展し、実業家であれば成功する方位です。夫婦の寝室にすると、一家の主人としての責任感と信頼感が出てきます。
北の寝室は【吉】(中男の定位)
子孫は繁栄し、目下や部下に恵まれます。
北東の寝室は【吉】(少男の定位)
できればこの方位は避けたほうがいいでしょう。活力を失い、やたらと欲深くなります。
北枕は吉相となる理由
亡くなった人を北枕にして寝かせることから、北枕は縁起が悪いとされ避けられています。
ところが、家相では北枕は吉相です。
そもそも昔は北枕は皇帝や天皇のような高貴な人物が休まれる寝方でした。
足を南に向けることによって、暖かい陽の気を足から吸収します。頭を涼しくし、足を暖かくすることで寝つきもよくなります。これを頭寒足熱(ずかんそくねつ)といって健康にもいいとされています。
また、起き上がったときに顔が南を向くので、自然の恩恵を受けることのできる休みかたです。
さらに家相と密接な関わりがある磁場は北から南に流れているため、そのエネルギーに沿って眠ることで疲労がとれ、目覚めもよくなります。
このように、北枕で寝ることはメリットしかありません。
寝室の家相で凶相の場合の対策
寝室の家相は、
- 方位ごとの吉凶
- 家族定位
- 九星方位
- 十二支方位
を確認すると述べましたが、家族全員が自分の吉方位を確保することは難しいです。
その場合は、枕の位置を調節するなど部屋の中でのベッドや布団の位置を考えるようにしましょう。
また、夫婦の寝室は北西や北や西側などに設け、子ども部屋は太陽が昇る東か、南側に設けるなどしてプランニングするようにします。
佑気取りをする
家族の定位に寝室がない場合、改装しなくても佑気(ゆうき)取りをすることで、吉相効果を得られることがあります。
佑気取りとは、吉方移動のことをいいます。
普段、北側に寝ているのであれば、日を選んで東の部屋に7日、南の部屋に7日と短い間に寝床を変えて様子をみてみましょう。
寝室風水やってはいけないNGなこと
ぬいぐるみを枕元にたくさん置く
ぬいぐるみや人形は生気を奪うといわれ、寝ている間に活力がダウンします。
もし置くなら、お気に入りのもの1つだけにしましょう。
寝ている姿が鏡に映る
ベッドの横に鏡があり、そこに自分の姿が映っているとエネルギーを吸い取られてしまいます。
寝ている姿が映らないように鏡を移動させるか、移動できなければ鏡にカバーをかけるようにしましょう。
太いボーダー柄や黒の枕カバーはNG
頭に使用する枕は、脳の働きに関係します。
太いボーダー柄は集中力を低下させ、考えがまとまりにくくなります。黒いカバーもNGです。
フローリングに布団を敷いて寝る
直接床に布団を敷くのは、地面に寝ているのと同じ意味になります。フローリングの場合は、マットレスの上に布団を敷くようにしましょう。
ブラインドを使用している
ブラインドは光も風も入りにくくなるのであまりよくありません。閉めっぱなしにしているのもNGです。
朝起きたらブラインドを閉じて、窓を開けるようにしましょう。
窓を開けて寝る
夜の外気は悪い気を含んでいます。窓を開けっぱなしにして寝ると部屋に悪い気が入り込んでしまいます。防犯上でも好ましくありませんね。
寝る前には窓は必ず閉めましょう。
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