家相をみるにあたって、方位はとても重要です。
北東の表鬼門、南西の裏鬼門は誰にとっても気をつけなければならない方位ですが、そこばかりを気にするだけでは吉相の家にはなりません。
そこに住む家族のひとりひとりが持ち合わせている方位にも気を配ることが大切です。
私たち人間は大地のエネルギーである「気」を受けて生きています。この「気」を9つに分類して運勢をみるという考え方に九星があります。
そしてこの九星はうまれた年によってどれかが私たちのものとなり、生涯変わることはありません。
運勢や性格もこの星の影響を一生受けることになりますが、家相でも密接な関係があります。
まずは自分の九星を知ることからはじめましょう。
目次
九星方位とは?
九星とは、古代中国に伝わる洛書の図にある九つの星に、五行説による木・火・土・金・水の五気を組み合わせたもので、
- 一白水星(いっぱくすいせい)
- 二黒土星(じこくどせい)
- 三碧木星(さんぺきもくせい)
- 四緑木星(しりょくもくせい)
- 五黄土星(ごおうどせい)
- 六白金星(ろっぱくきんせい)
- 七赤金星(しちせききんせい)
- 八白土星(はっぱくどせい)
- 九紫火星(きゅうしかせい)
があります。
二十四山方位の内側は、五黄土星を中心とし、45度ずつ一白水星・八白土星・三碧木星・ 四緑木星・九紫火星・二黒土星・七赤金星・六白金星とし、これを九星方位(きゅうせいほうい)と呼びます。
九星・本命星
気学において吉凶を判断するには、まず自分や家族が何の九星かを知らなければなりません。これは、それぞれの生まれた年によって決まり、自分の九星を本命星(ほんみようしよう)といいます。
この本命星は、生涯変わることなく、その人の持って生まれた性格にも影響し、毎年、毎月、毎日の運勢を知ったり、方位の吉凶を調べるのに重要な役割を果たします。
九星早見表
九星は生まれ年によって決まります。自分の本命星を調べてみましょう。
一白水星 | 二黒土星 | 三碧木星 | 四緑木星 | 五黄土星 | 六白金星 | 七赤金星 | 八白土星 | 九紫火星 |
*1927 | 1926 | 1925 | *1924 | *1923 | 1920 | 1921 | *1920 | *1919 |
*1936 | *1935 | 1934 | 1933 | *1932 | *1931 | 1930 | 1929 | *1928 |
1945 | *1944 | *1943 | 1942 | 1941 | *1940 | *1939 | 1938 | 1937 |
1954 | 1953 | *1952 | *1951 | 1950 | 1949 | *1948 | *1947 | 1946 |
1963 | 1962 | 1961 | *1960 | 1959 | 1958 | 1957 | *1956 | 1955 |
*1972 | 1971 | 1970 | 1969 | *1968 | 1967 | 1966 | 1965 | *1964 |
1981 | *1980 | 1979 | 1978 | 1977 | *1976 | 1975 | 1974 | 1973 |
1990 | 1989 | 1988 | 1987 | 1986 | 1985 | *1984 | 1983 | 1982 |
1999 | 1998 | 1997 | 1996 | 1995 | 1994 | 1993 | 1992 | 1991 |
2008 | 2007 | 2006 | 2005 | 2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 |
2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 | 2009 |
2026 | 2025 | 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 |
2035 | 2034 | 2033 | 2032 | 2031 | 2030 | 2029 | 2028 | 2027 |
4ケタの数字は西暦です。
1月1日より2月節分までに生まれた人は、その前年生まれの人と同じ本命星になります。
*のついた年の節分は2月4日、それ以外の年は2月3日です。(2021年以降は変更の可能性があります)
九星の定位
自分や家族の九星がわかったら、今度は方位を確認します。
- 五黄土星…中央
- 一白水星…北
- 八白土星…北西
- 三碧木星…東
- 四緑木星…南東
- 九紫火星…南
- 二黒土星…南西
- 七赤金星…西
- 六白金星…北西
※記載は方位順に記しています。
九星は八方位に組み合わされて、そこに住む人の運勢まで家相に反映させて判断されます。
家相と九星の関係
家相は自然との調和を重視して吉凶をみますが、生まれ年の九星は定位をもち各人の運勢にも影響してきます。
一白水星
定位…北自然界では水の象をもち、水の運命がさまざまな影響をもたらします。
家の北にトイレ、浄化槽、出入り口があると依存心が強くなり、異性間のトラブルの元凶となるので、避けるようにします。
二黒土星
定位…南西大地の象をもつので、天の恵みを受け、あらゆるものを育みます。
南西は裏鬼門でもあるので、この方位にトイレなどの不浄なものは避けます。不浄なものをつくると仕事が定着せずに、家庭内にももめごとが絶えません。
三碧木星
定位…東雷の象をもち、それによって万物を目覚めさせ、活動に向かわせます。
家の東に不浄なものを設置すると落ち着きがなくなり、災いが発生しやすくなります。
四緑木星
定位…東南風の象をもつため姿かたちはないけれどどこまでも流れていくので、整える意味を持ちます。
家の南東に欠けをつくると信用を失い、人間関係で苦労することになります。
五黄土星
定位…中央九星では最強の星で、帝王の星ともいわれます。
二黒や八白と同じ土星でも性質は異なり、生み出す力と死滅させる力を持ちます。家の中央にトイレ、階段をつくると、安定性に欠け、もっている本来のものを発揮できません。
六白金星
定位…北西天の象をもつ星なので大変尊く、資産家の星とされています。
家の北西の欠けは勝負に勝つのが難しくなるので、昇進・出世に影響がでます。
七赤金星
定位…西太陽が沈む方位のため、秋の実りから収穫の星、晩ご飯の食卓から喜びの星と呼ばれます。
西に不浄な場所をつくるのは避けます。生活が派手になり、家庭内にも問題が起こります。また金運もあらわしますので、お金が流れます。
八白土星
定位…北東山の象があり、蓄えるという意味をもちます。
北東は表鬼門に当たるので、この方位にトイレなど不浄なものは避けます。身内間や金銭のトラブルが起こりやすくなるので要注意です。
九紫火星
定位…南火の象をもつため、ものごとを明白に映し出します。
南の日射しを大切にしないと争いが絶えなくなるので、きをつけます。
九星にはそれぞれにふさわしい間取りや避けるべき方位があります。九星の特徴をよく理解して家相を考えることで自然と気が調和し、より住みやすい空間をつくることができます。
運勢に関連ある九星方位
九星方位は、運勢に関連する方位なので、自分の方位にはなるだけ欠けをつくらないことがポイントです。また九星方位は部屋割りをするときに用いるようにします。
家族それぞれが自分の九星方位に部屋割りすることが可能であれば家族にとって吉相の家となるでしょう。
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家相における「九星方位」のまとめ
- 家族全員の九星方位を把握する
- 九星は一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・八白土星・九紫火星の九つ
- それぞれに方位がある
- 家族の定位は掃除をこまめに行う
- 八方位・十二支方位・二十四山方位と併せて九星方位もみる
十二支方位は健康運を左右するため、主に不浄物を配置しないことが重要となってきます。しかし九星方位は運勢に関連があるため建物の構えを判断するときに使用します。
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